ソーラーパネル設置の落とし穴

皆さんおはようございます❗️豆です‼️

いつも自分のつまらない記事を読んでいただきありがとうございます。

今回はソーラーパネル設置の落とし穴と題して ソーラーパネルを設置したら思いもよらない出費があることについて書きたいと思います。 皆さんの中には新しい家にソーラーパネルを設置しようと考えている人もいるのではないのでしょうか? 自分は予算とメンテナンス性を考えて取り止めましたが、最近の増えてきていますね。 しかしこのソーラーパネルの増加は設置時に余計なお金がかかる確率を上げる事になるのです‼️ 皆さんは電信柱にこのような物がついているのを見たことはありますか? これはトランスと言って日本で変圧器と呼ばれる装置です。 主に電信柱に流れる6000vを200vや100vに変換して家庭に届ける役割をします。 ちなみにですが、電信柱の線は 上から 高圧配線(6600v) 低圧配線(100vか200v) 通信線(ケーブルテレビ・光回線) に別れています 実はこの変圧器の位置によっては余計な費用がかかる場合があるのです。 図のように家で発電した電気が電信柱を流れる電圧よりも高ければこのように売電できるのですが、もし下の図のような状態だと売電はできません。 こうなってしまう原因は電信柱を流れる電気が電圧上昇制限と言う現象を起こしてしまうからです これは上の図のように電信柱の電圧が高く家庭から出る電気の電圧が低い状態です。 車で例えると 合流点が混雑していてなかなか入れないのと同じ状況です。

  • これは以下の事から起こる現象です。変圧器からの距離が遠い
  • 引き込み点からパワーコンディショナーまでの距離が遠い
  • 近くに大量の電気を使う所がある
等の条件により売電が不可能になるのです。

では一つ一つ解説していきます。

変圧器からの距離が遠い

これは特に住宅密集地で起こり得る事ですが、 例えば自分の家より変圧器付きの電信柱に近い家が売電したとします。 すると電圧が高くなります。 そうなると自分の家で発電した電気が変圧器に届くまでに距離減衰を起こして電圧が足らず売電できなくなるのです。 次に

引き込み点からパワーコンディショナーまでの距離が遠い

ですがこれも先ほど言った距離減衰のせいで電圧が足りず売電ができません。 最後の

近くに大量の電気を使う所がある

については 主に工場等があげられます。 工場が稼働している間は工場に電気が流れる為電信柱の電圧が下がり売電は可能になるのですが、休憩や業務終了時にはその電圧が上がり売電が不可能になります。

以上の事に対象するには

以下の対策が必要になります。 一つは蓄電池の導入です。 ただ現在の蓄電池の価格は約軽自動車一台分します。

  • 各メーカー のタイプ・ 容量・ 価格は以下の通りになります。パナソニック スタンドアロン蓄電池 容量5.0kwh 約90万円
  • パナソニック 創蓄連携システム 容量5.6kwh 約86万円
  • シャープ クラウド蓄電池 容量4.8kwh 約135万円
  • 京セラ EGS-LM72BII 容量7.2kwh 約140万円
  • 東芝 エネグーン 容量6.6kwh 約150万円
  • NEC 小型蓄電池システム 容量7.8kwh 約160万円
になります 最低額で約90万円ですがこれに設置費用を足すと約100万円になります。 しかも寿命は約10年と言われているので、ソーラーパネルと蓄電池のメンテナンス費用で結構なライフサイクルコストがかかります。

次の対策は 近くに変圧器付きの電信柱をたててもらうことです。 こちらは設置費用として40~60万程かかります。

このようにソーラーパネルを設置すると余計な費用がかかってしまう場合があります。 ですので、もし検討されている方がいましたらこの事にも注意して検討されてはいかがでしょうか?