がん治療への新しいアプローチ

皆さんこんばんは🌙😃❗️豆です‼️

今回はネットニュースで気になるものがあったのでその事について書きたいと思います。

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(スマートニュースより引用)

この魚は中国の大学や研究者が集まって作った魚型ロボットです。

この魚型ロボットの大きさはなんと赤血球と同じ大きさです。 なぜこのような物が開発されたかと言うと 現在のがん治療では癌細胞だけピンポイントで治療することができず正常な細胞まで攻撃してしまいます。 すると副作用として嘔吐や脱毛等の症状が出ます。 しかし今回開発されたロボットは血液の流れにのり癌細胞近くで薬を投与できると言うものです。 なぜこのロボットが癌細胞近くで薬を投与できるかと言うとpHの違いを利用したからです。 pHとはその物体の水素イオン指数の事で 0~14まであります。 数字が小さいほど酸性で大きくなるにつれてアルカリ性になります。 そして7~8が中性です。 例えば 食用酢がだいたいpH3位で酸性 塩酸になるとpH0で強酸性となります そして人間の肌は弱酸性です。 次に中性は水や中性洗剤です そしてアルカリ性はお掃除でお馴染みの重曹やカビ取り剤がアルカリ性です。 ちなみに水酸化ナトリウムは強アルカリ性で皮膚にかかると溶けます。

そして癌細胞付近は普通の細胞より少し酸性となっておりその違いを検知して形を変えて薬を放出すると言うのが今回のロボットの動きです。

これはまだ実験段階でpHの違いで形状は変化しますが、血液の流れに逆らったり自力で目的地に達する事はできません。 ですので課題はまだまた存在します。 しかも開発したのが中国と言う安全面での不安もあります。 ですがこのような研究結果が出てくるのは喜ばしい事です。 これからどうなるか注目していきたいですね。

https://nazology.net/archives/100206 元記事